世界遺産の街「Valletta(ヴァレッタ)」。とても美しい街です。
見どころが多過ぎて、何を見て回ればいいかお悩みのあなた。今から紹介する「State rooms(騎士団長の宮殿)」や「Palace armoury(軍事博物館)」に行ってみてはどうでしょうか?
ヴァレッタ市街地の中心に位置し、市内で最大の宮殿。その中の部屋や歴史ある軍事的な展示品を見ることができます。
ここで紹介することで旅行プランの参考になれば嬉しいです。
では、さっそく行ってみましょう!
State rooms(騎士団長の宮殿)
行き方
「Valletta City Gate(ヴァレッタ・シティ・ゲート)」から「Wembley Store(ウェンブリー・ストア)」を通り過ぎただただ直進。
右手に「St John’s Co-Cathedral(聖ヨハネ大聖堂)」が見えてきますが更に進みます。
すると左手に大きく開けた「St. George Square(セントジョージ広場)」が現れ、道路を挟んだ反対側の建物が「Grand-masters palace(グランドマスターズ宮殿)」になります。
この宮殿内に「State rooms(騎士団長の宮殿)」と「Palace armoury(軍事博物館)」があります。
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿と軍事博物館](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms-palace-armoury.jpg)
「St. George Square(セントジョージ広場)」から見た「Grand-masters palace(グランドマスターズ宮殿)」。あいにくの曇り空で写真映りが悪いですね(笑)。
右側の入り口から「State rooms(騎士団長の宮殿)」や「Palace armoury(軍事博物館)」に入れます。
![ヴァレッタ、軍事博物館の衛兵](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_entrance.jpg)
左の入り口には衛兵がいてます。
営業時間と入場料
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の入り口](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_entrance.jpg)
右の入り口から入って行くとこのような通路が。奥に進むと「Prince Alfred’s Court(アルフレッド王子の中庭)」と呼ばれる広いスペースに出ます。写真奥に見えている木が生えているあたりですね。
![ヴァレッタ、アルフレッド王子の中庭](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_stairs.jpg)
「Prince Alfred’s Court(アルフレッド王子の中庭)」を左方向に進み受付を済ませ、ガラス張りの外階段を進みます。上の写真はガラス張りの外階段から見た中庭。
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の時計台](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_clock-tower.jpg)
中庭から見える時計台。ムーンフェイスですね。めっちゃかわいい!
営業時間と入場料はこちら!
土曜日、日曜日:9:00〜16:30
受付は16:00で終了。
ユース(12歳〜17歳):7.50ユーロ
シニア(60歳以上) :7.50ユーロ
小人(6歳〜11歳) :5.50ユーロ
幼児(5歳以下) :無料
上記料金を支払えば、以下の3つに入場できます。
1)Palace State Rooms(騎士団長の宮殿)
2)Palace Armoury(軍事博物館)
3)Muza(国立美術館)
営業時間と入場料は変わっているかもしれないので、入場前に確認をお願いします。
展示スペース
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の廊下](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_corridor1.jpg)
作りが豪華!
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の床](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_emblem.jpg)
床の大理石もお見事!
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の天井](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_ceiling1.jpg)
天井画。だまし絵ですね。写真の真ん中に見える部分に、明かりを取り込む天窓が描かれてます。
その手前と奥には朱色でドームが。
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の天井](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_ceiling3.jpg)
ドーム部分。細かく描かれていて、見る角度によっては立体に見えます。
マルタにはだまし絵で有名な「Gozo Cathedral(ゴゾ大聖堂)」があるのを知っていますか?
「Gozo Cathedral(ゴゾ大聖堂)」については、こちらをご覧ください。
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の廊下](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_corridor2.jpg)
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の天井](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_ceiling2.jpg)
空に天使が浮かんでます。
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の絵](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_picture.jpg)
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿のドア](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_door.jpg)
あちこちに絵画がかけられています。
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿、玉座の間](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_room4.jpg)
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿、玉座の間](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_room2.jpg)
ここが「Throne Room(玉座の間)」!壁面上部のフレスコ画は、12分割され騎士団の戦いについて描かれています。
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿、大使の間](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_room3.jpg)
「The Ambassador’s Room(大使の間)」。高官や公の訪問者のために今でも使用されます。
![ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の食堂](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_room1.jpg)
ここは「Dining room(食堂)」。私が行った時はダイニングテーブルが取っ払われて椅子が並べられていました。
もう一つ部屋がありましたが残念ながら撮影禁止。
有名なタペストリーが飾られた部屋。
タペストリーはフランスの「Gobelins Royal Factory(ゴブラン王立工場)」で作成され、1710年にラモン・ペレロスによって騎士団に贈られたものです。
その目で実物をぜひ見てください。
「State rooms(騎士団長の宮殿)」の見学時間は20分ほどでした。そんなに広くない印象です。
Palace armoury(軍事博物館)
行き方
![ヴァレッタ、ネプチューンの中庭](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/state-rooms_courtyard2.jpg)
「Prince Alfred’s Court(アルフレッド王子の中庭)」から宮殿をくぐる感じで階段を降りていくと、上の写真の「Neptune’s Court(ネプチューンの中庭)」に出ます。
「Neptune’s Court(ネプチューンの中庭)」に入ってすぐ右に曲がり、突き当たりまで行くと「Palace armoury(軍事博物館)」です。(赤い矢印を参考にしてください。)
ちなみに「Neptune’s Court(ネプチューンの中庭)」にある銅像はもちろん「Neptune(ネプチューン)」ですよ!
営業時間と入場料
![ヴァレッタ、軍事博物館のインフォメーション](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_info1.jpg)
音声ガイドを借りることができますが、日本語には対応してませんでした。英語はありますので、歴史に興味ある人はいかがですか?
営業時間と入場料はこちら!
受付は16:30で終了。
12/24、12/25、12/31、1/1 と グッドフライデー、イースターサンデーは休館日。
ユース(12歳〜17歳):4.50ユーロ
シニア(60歳以上) :4.50ユーロ
小人(6歳〜11際) :3.00ユーロ
幼児(5歳以下) :無料
上記入場料は「State rooms(騎士団長の宮殿)」が休館で「Palace Armoury(軍事博物館)」のみの入場料です。
展示スペース
![ヴァレッタ、軍事博物館の鎧](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_armor.jpg)
中はご覧のように鎧だらけ。
![ヴァレッタ、軍事博物館の兵士](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_soldier.jpg)
マネキンさん大集合!昔はこのスタイルで戦ったんですね。
![ヴァレッタ、軍事博物館のヘルメット](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_closed-helmet.jpg)
フルフェイスヘルメット。視界が悪そう(笑)
![ヴァレッタ、軍事博物館のヘルメット強度](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_helmet.jpg)
実はフルフェイスのヘルメットって、使われている鉄の量が少ないんです。なので、上の漫画絵のように鋭い銃弾は貫通!
ハット型は鉄の量が多く強固!銃弾も跳ね返しちゃう!
見た目はフルフェイスの方が強うそうなのに意外ですよね。
![ヴァレッタ、軍事博物館の拳銃](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_old-gun.jpg)
![ヴァレッタ、軍事博物館の鉄砲](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_old-gun2.jpg)
銃ゾーン。かっちょいい!
![ヴァレッタ、軍事博物館のクロスボウ](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_crossbow.jpg)
クロスボウ。年季が入ってます。
![ヴァレッタ、軍事博物館の槍](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_spear.jpg)
槍です。
![ヴァレッタ、軍事博物館のマルタ十字](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_maltese-cross.jpg)
赤地に白いクロスのマルタ十字。
![ヴァレッタ、軍事博物館の件](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_sword.jpg)
持ち手の細工がお見事!
![ヴァレッタ、軍事博物館の銃剣](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_bayonet.jpg)
銃剣!銃口が見えますか?剣と銃の合体!
1発だけ撃てるらしいのですが、実用的?(笑)
![ヴァレッタ、軍事博物館の角笛](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_horn-powder-flask.jpg)
火薬瓶です。16世紀のもので、牛の角と金属によって構成されています。
牛の角部分には色々なデザインがされていて綺麗ですね。
![ヴァレッタ、軍事博物館の大砲](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_cannon.jpg)
![ヴァレッタ、軍事博物館の大砲](https://kimamapapa.com/wp-content/uploads/palace-armoury_cannon2.jpg)
ここは大砲ゾーン!
見学時間は40分ほどでしたが、音声ガイドの説明を一つ一つ聞くととんでもなく時間かかります(笑)。
まとめ
今回紹介した「State rooms(騎士団長の宮殿)」と「Palace armoury(軍事博物館)」は「Vallettta(ヴァレッタ)」に来た時は必見ですね。
展示品はもちろん素晴らしいですが、宮殿の作りそのものが素晴らしいです。
歴史について少し勉強しておくと違った目線で見ることができ、より一層感慨深いでしょう。
「Vallettta(ヴァレッタ)」には、この他にも見どころがたくさんあります!
特に「St John’s Co-Cathedral(聖ヨハネ大聖堂)」はオススメです。
と言うことで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ほな、またね!
※諸情報は訪問当時のものであり変更となる場合があります。事前にご自身でご確認ください。