マルタ、ゴゾ島の世界遺産ジュガンティーヤ神殿に行かないと勿体無いお話!

マルタには世界遺産がたくさん!え?ヴァレッタ市街地しか知らない?それ勿体ないですよ!

今回はゴゾ島にある世界遺産「Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)」と神殿のすぐそばにある「Ta’ Kola Windmill(タ・コーラ風車)」を紹介して行きます。

あ!ゴゾ島ってどうやって行くの?と言う人はまず「誰でも簡単!マルタ島からゴゾ島への行き方をご覧ください。「Sliema(スリーマ)」からゴゾ島までの行き方を紹介してます。

「Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)」はマルタの中でも一番古い巨石神殿です。紀元前3600万年〜紀元前3200万年前に建造されたと言われており、巨石神殿の中で最初に世界遺産として登録されました。

さぁ、それでは「Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)」に行っちゃいましょう!

Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)

ゴゾ島中心部からの行き方

今回は「Victoria(ヴィクトリア)」のバス停ではなく「Mizzi」バス停から出発してみましょう!

ゴゾ島、「Mizzi」のバス停

「Mizzi」は、かなりのバス路線が通っています。

「DOWNTOWN HOTEL(ダウンタウン・ホテル)」からは「Victoria(ヴィクトリア)」バス停よりも「Mizzi」バス停の方が近いので便利です。

「Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)」への最寄りバス停は「Bayer」なのですが、乗り換えなしでは行けません。しかも一度「Marsalforn(マルサルフォルン)」かフェリー乗り場の「Vapur」に行かないと乗り換えできないので、40分くらいかかっちゃいます。

それ無駄〜!(笑)

と言うことで「307」番バスで「Dahla」を目指しましょう。少し道を戻りますが、15分ほどで着くのでオススメです。

ゴゾ島、「Bayer」バス停付近

「Dahla」バス停で降りて、来た道を戻って行くと「Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)」の看板が道路左に見えてくるので、ここを左折。

ゴゾ島、「Bayer」バス停

しばらく歩くと左手に「Bayer」のバス停。

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿そばの公園

左手に小さな公園がありました。ここを過ぎてさらに直進して行きます。

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿入り口

ダダーーーーーン!着きました!

営業時間と料金

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿入り口

世界遺産「Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)」!中に入ろうとするとおばちゃんが「まだだよ〜!9時から開けるから!」と。

営業時間と料金はこちら!

夏(6月〜10月):9:00〜17:00
受付は16:30で終了。

冬(11月〜5月):9:00〜18:00
受付は17:30で終了。

12/24、12/25、12/31、1/1 と グッドフライデーは休館日。

大人(18歳〜59歳):9.00ユーロ 
ユース(12歳〜17歳):7.00ユーロ
シニア(60歳以上):7.00ユーロ
小人(6歳〜11歳):5.00ユーロ
幼児(5歳以下):無料

上記料金を支払えば、以下の2つに入場できます。
 1)Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)
 2)Ta’ Kola Windmill(タ・コーラ風車)

cited from Heritage Malta

しょうがない。まだは入れないので近くを散歩。

ゴゾ島、xaghra-parish教会

適当に歩いていると教会を発見!やっぱり教会多いですよね。

ゴゾ島、xaghra-parish教会

中には入りませんでしたが、どの教会も立派!

ゴゾ島、Ir-Razzett by the Windmillホテル

かわいい入り口。「Ir-Razzetta by the Windmill」というホテルみたいですね。

出土品

さて、9時になったので入場!

私は「Heritage Malta Multi Pass(ヘリテージ・マルタ・マルチ・パス) 」を購入していたのでお金は払わずに入れました。

受付を済ませるとちょっとした博物館があります。

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿の出土品

こちらは出土品。やはりマルタは豊満な女性像のモチーフが多いですね。

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿の出土品

これはなんでしょうか?カタツムリ?

神殿

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿の通路

博物館を抜けると外に出ます。

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿のサボテンの花

途中サボテンがいっぱい!花咲いてました。

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿

おおおおお!見えた!「Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)」!右側には「Rotunda St. John Baptist Church(教会)」が見えますね。

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿

巨石神殿です。横から見たらさっぱり分かりません。(笑)

ゴゾ考古学博物館、ジュガンティーヤ神殿

こちらが神殿を真上から見た感じ。「Gozo Museum of Archaeology(ゴゾ考古学博物館)」の展示品です。「Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)」に来る前にゴゾ考古学博物館に行くのもありですね。

「Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)」は紀元前3600万年〜3200万年前に建造された2つの寺院で構成されています。巨石神殿は大昔から巨人によって作られたと信じられており、「Ggantija(ジュガンティーヤ)」は「ggant」という巨人を意味する単語に由来しているようですね。

石の大きさを見ると長さ5メートル。重さ50トンを超えるものもあり、巨人伝説が伝わった理由も分かります。

外壁は頑丈な「CORALLINE LIMESTONE(珊瑚質の石)」で作られていたため、現在でもその姿を残すことができたようです。

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿
ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿

巨石が積み上がってますね。

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿

ここは出入り口の細工です。柔らかく加工し易い「GLOBIGERINA LIMESTONE(グロビゲリナ石)」が使われています。左奥に見えているのが外壁の「CORALLINE LIMESTONE(珊瑚質の石)」ですね。

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿

ここも加工されている。

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿

ここも同じように「GLOBIGERINA LIMESTONE(グロビゲリナ石)」と「CORALLINE LIMESTONE(珊瑚質の石)」が使い分けられています。

ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿
ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿
ゴゾ島、ジュガンティーヤ神殿

切り出された石は大小バラバラですが、うまく組み合わせて積まれていますね。当時は均等に切り出す技術がなかったのでしょう。

朝9:00に入場して出たのが10:00ころ。1時間のんびり見て回りました。

Ta’ Kola Windmill(タ・コーラ風車)

ゴゾ島、タ・コーラ風車

「Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)」を出て目の前の道をまっすぐ進むと、と言うか出たらすぐ見えます。(笑)

先ほどの「Ir-Razzetta by the Windmill」というホテルの隣です。

ゴゾ島、タ・コーラ風車

私が行った時は、ちょうど修理中。。。何年か前の強風で破壊されたままだったので直しているとのこと。直しては壊れ、直しては壊れを繰り返しているので、今回は頑丈に作っているようです。

ゴゾ島、タ・コーラ風車の入り口

受付に行くと、偶然にも昨日行った「Gozo Nature Museum(ゴゾ自然科学博物館)」の受付にいたイケメン兄ちゃんが。

向こうも覚えてたようでめっちゃフレンドリー!受付を済ますとタブレットの映画をリスタートして観ている。のんびりしてていいなぁ〜。(笑)

ゴゾ島、タ・コーラ風車の道具

中に入ると工具がずらり!

ゴゾ島、タ・コーラ風車のかまど

かまどですね。左横のアコーディオンで空気を吹き込み火力アップできる仕組み。

ゴゾ島、タ・コーラ風車の階段

螺旋階段を上ります。

ゴゾ島、タ・コーラ風車の寝室

ベッドルームがめっちゃかわいい!

ゴゾ島、タ・コーラ風車のダイニング

ダイニング。

ゴゾ島、タ・コーラ風車の模型

本物は修理中なので、せめて模型だけでもとパシャリ!

ゴゾ島、タ・コーラ風車の歯車

最上階には大きな歯車が。

ゴゾ島、タ・コーラ風車の石臼

巨大な石臼につながっています。

ゴゾ島、タ・コーラ風車の階段

降りる時は気をつけて。

「Ta’ Kola Windmill(タ・コーラ風車)」内部はそれほど広くないので、20分ほどで全部見て回れます。

おわりに

いかがでしたか?「Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)」と「Ta’ Kola Windmill(タ・コーラ風車)」。世界遺産「Ggantija Temples(ジュガンティーヤ神殿)」は、ぜひ観てもらいたいですね。

ちょっとした展示品はありますが、神殿に行く前に「Gozo Museum of Archaeology(ゴゾ考古学博物館)」へ行くとより詳しい知識が得られ、より一層神殿を楽しめますよ!

「Gozo Museum of Archaeology(ゴゾ考古学博物館)」については「ゴゾ島、ヴィクトリアのチタデルには博物館がいっぱい!全部紹介します!」で紹介していますので、ぜひご覧ください。

と言うことで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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m(_ _)m

ほな、またね!

※諸情報は訪問当時のものであり変更となる場合があります。事前にご自身でご確認ください。