マルタには素晴らしい観光地がたくさん!
メインとなる「Valletta(ヴァレッタ)」はもちろんですが、島のあちこちに見どころがあります。
でも移動とかってどうすればいいの!?とお悩みの方はいませんか?
大丈夫です!
実はマルタって本当に小さな国なので、すぐに島の端から端に移動できちゃいます。小さいといっても自分の足で走っては行けませんが(笑)。
自分で走らなくともたくさんのバスが走ってます。
ただし2時間有効のチケットとか、ICカードとか、バスのチケットにもいろいろあるので、今回はそんなバスについて詳しく紹介していきます。
それでは、行ってみましょう!
マルタの交通事情
マルタ共和国はとても小さい国です。ヴァレッタ市街地のあるマルタ島、ゴゾチーズで有名なゴゾ島、そしてブルーラグーンと呼ばれる透き通った海で有名なコミノ島が代表的な島となり、その面積はわずか316㎢しかありません。
東京ドームでだいたい6,760個分です。
むむ。余計分からん。
日本で一番大きな島、沖縄島で1,204㎢。マルタ共和国4個分です。兵庫県の淡路島が592㎢なので、マルタ共和国は淡路島の半分の大きさ。長崎県の福江島が326㎢でほぼ同じ大きさになります。
なかなかイメージできないかもしれませんが、とても小さい国なので電車はありません。主な移動手段はバスになります。
タクシーもありますが、メーターもなく毎回交渉する面倒臭さがありますね。交渉好きの方は一度試して見るのもいいですが、そもそもの基準が分かっていなければ得したのか損したのかが分かりませんのでおすすめできません。
バスのTicket(チケット)
料金と購入場所
冬料金:1.50ユーロ
夜料金:3.00ユーロ
バスの運転手からチケットを購入することができます。チケットと言っても単なるレシートなので、無くさないよう気をつけてください。
こちらが実際のレシート。2時間乗り放題のチケットです。
朝の5:57に購入したので、レシートの一番下に「VALID UNTIL : 07:57」と有効期限が記載されています。
期限内であれば、次回以降バスの運転手にレシートを提示して乗車しましょう。
バスは朝5:30頃から夜の23:00頃まで運行していますが、セントジュリアンなどBARが多い繁華街など特定の地域のみ夜中でもバスが走っています。この夜中のバスに乗るときは夜料金となります。
バスのICカード
料金
2時間有効のチケットとは別で「Explore(エクスプローラー)」と呼ばれるICカードがあります。
小人:15.00ユーロ(10歳まで)
7日間乗り放題のカード。マルタ島、ゴゾ島どちらでも使え、日中はもちろん深夜バスにも乗れます。チケットだと1.50ユーロですが、移動と観光する時間を考えると1観光地あたり往復で3.00ユーロになることもあるので、観光プランと照らし合わせ、チケットかエクスプローラーにするか考えてみてください。
購入場所
◆マルタ国際空港
Explore(エクスプローラ)はあっちこっちにあるインフォメーションオフィスで購入が可能です。
マルタ国際空港の到着フロアにありますが、私が到着した20:00には閉店してました(笑)。空港インフォメーションオフィスの営業時間は朝の7:30〜19:30までです。土日も開いているので、時間が合えばここで購入しましょう。
◆Sliema(スリーマ)
スリーマで購入する場合は、フェリーターミナル近くにインフォメーションオフィスがあるのでそこで購入しましょう。ただし、見つけるのが少し大変。。。私もここで購入しましたが、3回くらい通り過ぎてやっと見つけたと言う有様。
場所はフェリーターミナルのすぐ側です。
Ferries4から右手に海を眺めながらフェリーターミナルに向かいます。しばらく行くと左手に白い建物が見えて来ます。。。が!
なんと!歩道側からは白壁で窓がありません。これがインフォメーションオフィスと知らない人は、建物に向かって右側の歩道を通り過ぎてしまうのです。私もそうでした(笑)。
たくさんの人が見つけられなかったのか、建物の横には「i am HERE」と書かれていました(爆笑)。
やっとの想いでカードを購入。皆さんは間違わないようにしてください。
その他のインフォメーションオフィスはこちらを参考にしてください。
cited from www.publictransport.com.mt
乗降の方法
バス停
バス停には必ず路線番号が表示されています。行きたい目的地に通じる路線を事前に調べておきましょう。
ここはスリーマの「Torri」と言うバス停ですが、8つの路線のバスが通ります。
え?どうして8つの路線って分かるかって?
バス停の表示を見れば一目瞭然!
「Sliema」 → 地域名
「Torri」 → バス停名
「13」「14」「16」「110」「202」「212」「222」「225」 → 停車するバスの番号。
これで8つの路線と分かります。
「222」であれば、番号の下に「Cirkewwa(チェルケウア)」という風に行き先が書いてあります。
バス停には時刻表が表示されていますが、ほぼ時間通りに来ません。マルタの交通手段は車しかないので、中心市街などでは渋滞が起こりやすくバスが予定通り来ないことは普通です。
バスの正面には電光掲示板で行き先と路線番号が表示されています。目的のバスが近づいてきたら、手を挙げましょう。意思表示しないとそのまま通り過ぎてしまうこともあるので注意です。
バスが停車したら前のドアから乗ります。チケットがない場合は、ここで運転手にお金を渡して購入します。必ずレシート(チケット)を受け取りましょう。すでにチケットを持っていて有効時間内であればレシートを運転手に見せてください。
Exploreを持っている人はICカードリーダーにかざして乗り込みます。
目的地がアナウンスされたら、ブザーを押しましょう。停車したら降車です。降りるときは前からでも後ろから降りても問題ありません。
Valletta(ヴァレッタ)のバスターミナル
マルタに行く人は、必ず「Valletta(ヴァレッタ)」に行くと思います。
世界遺産ですものね!
上の画像で右斜め上方向が「Valletta(ヴァレッタ)」市街地になります。「City Gate(シティ・ゲート)」と書かれた橋を渡ると市街地です。
「Valletta(ヴァレッタ)」を目指してやってきたバスは、ご覧のように「Triton Fountain(トリトン・ファウンテン)」と呼ばれる噴水左側で停車。
ここで下車します。下車した後はバスに轢かれないように気をつけましょう!
乗車するときは「Bay A」「Bay B」「Bay C」のいずれかから、自分の目的地にあったバスに乗ります。
ここが「Bay A」。一番発車台数が多いターミナルです。
道路左側が「Bay B」、道路反対がわ「Bay C」になります。
ちなみに宿泊地として人気のある「Sliema(スリーマ)」や「St. Julian(セント・ジュリアン)」へは、この「Bay B」から出発するバスで行きます。
バス車内
バスの車内は結構ゆったりしてます。
ドア付近は車椅子やベビーカーのために。世界共通ですね!
まとめ
2時間有効のチケット以外は、さほど難しいことはないと思います。
チケットも最初買うときは分からなくてドキドキするかもしれませんが、慣れてしまえば問題ありません。
バスが時間通りに来ることはほとんどありませんが、それも旅の楽しにしてしまいましょう!(笑)マルタでのバス移動を楽しんでください。
ゴゾ島に行く場合のバスの乗り方は「誰でも簡単!マルタ島からゴゾ島への行き方」をご覧ください。!
と言うことで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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m(_ _)m
ほな、またね!
※諸情報は訪問時点のものであり変更となる場合があります。事前にご自身でご確認ください。