復元や整備が進む金沢城公園！のんびり歩きながら観光しましょう！

1583年に前田利家公が入城し、以降前田家藩主の14代の居城として続いた金沢城。

明治以降は陸軍の拠点、終戦後は金沢大学キャンパスとして使用されていました。

今回紹介するのは「金沢城公園」。

平成13年に都市公園として整備され開園された公園です。

「菱櫓」「五十間長屋」「鼠多門」「鼠多門橋」などいろいろな施設が再現されて、今でも整備が進んでいます。

広々とした公園で散歩するのは気持ちいいですよ〜♪

それでは、いってみましょう！

行き方

場所は、金沢市内の中心地。

かな〜〜〜り大きな公園なので、どこからでも行けちゃいますね（笑）。

「尾山神社」からは「鼠多門橋」を渡れば「玉泉院丸庭園」へ。

「兼六園」からは「石川橋」を渡れば「石川門」に。

「金沢21世紀美術館」からは「玉泉院丸口」から入れます。

今回は、正門の「大手門口」から入城しましょう！

金沢城公園マップ

左側のエリアが「兼六園」。

右が「金沢城公園」になります。

ちなみに中央上のまん丸円は「金沢21世紀美術館」。

外濠公園

「国道159号線」から「お堀通り」へと進んでいくと、左に「外濠公園」が見えてきます。

場所はこの辺り。

そのまま進んでいくと「大手門口」へ。

金沢城公園

大手門口

正門として利用されていた「大手門」です。

右に大きな櫓台が見えますが、櫓がのっていた事実は確認できていないとか。

右手には「大手堀」が。

冬は、開園時間が少し短いですね。

新丸広場

「大手門」を抜けると広々とした「新丸広場」に。

広場越しに再建された「菱櫓」が見えます。

あいにくの曇り空ですが、ぼ〜〜〜っと座っているのもいいですね♪

河北門

「新丸広場」から長く続く「河北坂」を上がりましょう。

坂の上には、金沢城の実質的な正門とされる「河北門　一の門」が。

右に見える格子窓が「ニラミ櫓」。

一番右には、二の丸広場の「菱櫓」が見えていますね。

「河北門　一の門」をくぐると「河北門　二の門」が。

防御力の高い櫓門です。

門をくぐり左へ行くと、、、

「河北門　二の門」へと上がれます。

手前から「河北門　一の門」、「ニラミ櫓」、「菱櫓」がきれいに見えますね。

入口から「河北門　二の門」内部へ。

2010年に復元された櫓内部は、能登ヒバが使用されていてめっちゃきれい！

ここから「河北門　一の門」に侵入した敵へ攻撃できます。

岩投げるんですね。

石川門

「河北門　二の門」を後にして「石川門」へ。

案内板に従って進んでいくと「石川門」から「石川橋」を渡り「兼六園」に行けちゃいます。

「石川門　二の門」をくぐらずに、城内から見て門の右側の「石川櫓」へ行くと中に入れます。

中は右側通行。

桝型の石川門をぐるっと回れます。

先ほどの「河北門」とは復元された時期が違うので、木材の色が全然違いますね。

重要文化財になります。

格子から「石川門　二の門」が見えます。

さらに奥へと進みましょう。

ここは「石川門　二の門」の上部です。

「石川門　二の門」の突き当たりまで来ると「石川門　一の門」が目の前に。

三の丸広場

巨大な広場。

なかなかの解放感ですね！

気持ちいい♪

橋爪門

奥に見えている櫓と橋が二の丸の正門「橋爪門」。

鶴の丸休憩館

「三の丸広場」から「鶴の丸休憩館」へ。

右に見える休憩館で疲れた足を休めるのもいいですね♪

木々の間から見える白い建物は「鶴丸倉庫」です。

鶴丸倉庫

坂を登った左が倉庫になります。

1848年に建て替えられた武具土蔵です。

レンガ造りのトンネル

「鶴丸倉庫」を後にして、さらに坂を登っていくとレンガのトンネルが。

旧陸軍時代に造られたものです。

三十間長屋

1858年に再建された長屋。

美しい切妻造りです。

長すぎて写真に収まりません（笑）。

武器、弾薬を納めたとされています。

二の丸広場

右端に見えているのは「菱櫓」。

重機が見えていますが、埋蔵文化財調査でしょうか。

2024年度からは「二の丸御殿」の復元に着手するそうです。

楽しみですね♪

空堀にかかる「極楽橋」。

堀の中も歩けます。

「二の丸広場」を後にして「玉泉院丸庭園」へ。

玉泉院丸庭園

木々に囲まれた気持ちのいい下り坂。

階段を下っていくと、、、

タダーーーーー！

美しい「玉泉院丸庭園」です♪

正面の館が「玉泉庵」。

「玉泉庵」です。

ボランティアのガイドさんがたくさんいました。

金沢城に関する詳しいお話を聞くことができて楽しかったです♪

右上に見える長屋は「三十間長屋」。

結構な高低差があります。

復元される前は、地均しされた上に体育館が建っていたんですよ。

想像できませんよね。

玉泉院丸口

「玉泉院丸庭園」から坂を下り、、、

階段を下ると、、、

「玉泉院丸口」に出ます。

「金沢21世紀美術館」に近い出入口です。

鼠多門

観光名所の「尾山神社」から「金沢城公園」に行ける入口です。

1884年に火災で消失して以降、約140年ぶりに復活した橋と門です。

きれいに復元されています。

この「鼠多門」をくぐると「玉泉院丸庭園」になります。

庭園側から門の中へ。

階段で上階へ上がりましょう。

釘や金物を使わず、木材を組み合わせて造る古来の技法で組み上がっています。

木のい〜香りがしますよ♪

「河北門」同様、能登ヒバなどが使用されていますね。

外には「玉泉院丸庭園」が見えます。

「二の丸広場」から下って来ると、こんな感じで門が見えます。

旧第六旅団司令部

「玉泉院丸庭園」を後にして、なが〜い階段を登りましょう。

なかなかの登り、、、。

ようやく見えてきました。

正面から見るとこんな感じ。

1898年、陸軍によって建てられた木造平家の司令部です。

旅団なので、まぁまぁの人数の部隊になります。

残念ながら中には入れません、、、。

司令部横の石垣には、不思議な刻印が。

諸説いろいろありますが、刻印の目的は完全には解明されていません。

この「切手門」を抜けて「旧第六旅団司令部」を後にしましょう。

黒門口

坂を進み、、、

階段を下りると「新丸広場」になります。

右にチラッと見えているのは「菱櫓」ですね。

「新丸広場」を過ぎると、、、

「黒門」です。

「大手堀」に戻ってきました。

「黒門口」から右方向へ進んでいくと、最初に入城した「大手門口」にたどり着きます。

ぐるっと一周しましたね〜♪

ライトアップ

日没から21:00まではライトアップされています。

「石川門」と「鼠多門」を結ぶルートで、ステキな夜景を見ることができます。

金沢城公園施設情報

まとめ

いかがでしたか？

今回紹介したのは「金沢城公園」。

1996年に石川県が国から用地を取得して以降、少しずつ整備が進んでいます。

広々とした敷地内には、復元された門や橋、庭園があり、その姿を楽しむことができます。

夜はライトアップされ、昼間とは違った景色が。

今後は「二の丸御殿」の復元工事も予定されており、ますます楽しみですね！

と言うことで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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m(_ _)m

ほな、またね！

※諸情報は訪問時点のものであり変更となる場合があります。事前にご自身でご確認ください。