韓国の玄関口の一つ「Incheon International Airport(仁川国際空港)」。
年間5千万人以上が利用し、飛行機の発着回数も30万回以上。
2001年に開港して以来、東アジアのハブ空港として大活躍している巨大施設です。
巨大な空港ゆえにどこへ行けばいいの?と思う人も少なくないのではないでしょうか?
今回は「仁川(インチョン)国際空港」での入国とソウルまでの電車移動について紹介していきます。
それでは、いってみましょう!
仁川(インチョン)国際空港
到着
「Terminal1(ターミナル1)」に到着すれば、同じ建物で入国手続きが可能です。
「Concourse(コンコース)」に到着した場合、シャトルトレインで「Terminal1(ターミナル1)」まで移動する必要があるので覚えておきましょう。
当たり前ですが、ナショナルフラッグの「KOREAN AIR(大韓航空)」は「Terminal1(ターミナル1)」に到着し、「Low Cost Carrier(LCC)」は「Concourse(コンコース)」に到着します。
安い運賃や外国籍の飛行機で来た旅行客は歩かねば、、、(笑)。
「Concourse(コンコース)」に到着し、中央にある「シャトルトレイン」を目指しましょう。
案内板に表示された「Arrivals(到着)」に沿って進むと「シャトルトレイン」乗り場に向かって進んでいきます。
地下1階の「シャトルトレイン」に向かってエスカレーターを下っていきます。
「Concourse(コンコース)」に到着した旅行者が、一斉に「シャトルトレイン」を目指すのでご覧のように大渋滞。
ここが「シャトルトレイン」乗り場。地下1階です。
「シャトルトレイン」は5分毎に出ており「Terminal1(ターミナル1)」まではあっという間。
「Terminal1(ターミナル1)」に到着してもやっぱり渋滞、、、。
ですが、上にいくエスカレーターはこれしかないので。
入国審査
エスカレーターを上り、案内板に表示されている「immigration(入国審査)」に従って進むと、写真の様な開けた場所にたどり着きます。
「immigration(入国審査)」に到着。
到着飛行機が多い時間帯は、ここに長蛇の列ができ入国審査までに1時間程度かかることもあります。
手荷物受取所
「immigration(入国審査)」を抜けると「Baggage Claim(手荷物受取所)」になります。
エスカレーターで降り、自分のフライト番号のターンテーブルで荷物を受け取りましょう。
ターンテーブルは全部で「23」台。結構な数ですね。
今回は「Low Cost Carrier(LCC)」だったので、預けた荷物はなし。
なので、さっさと抜けていきました(笑)。
Wi-Fi レンタル
海外でも「Wi-Fi」が使えるなんて、もはや普通のこと♪
kt(ケー・ティー)
事前にネットで予約しておけば、受け取りはとってもスムーズ!ネットでの予約表を必ず印刷して持参しましょう。
受付番号をカウンター横の機械で発券。
番号を呼ばれたら、予約表を見せて「Wi-Fiルーター」を受け取りましょう。
念のために動作確認しておくと間違いありません。
SK telecom(エス・ケー・テレコム)
こちらも先ほどのお店と全く一緒。
事前にネットで予約し、念のため予約した書類を持参しましょう!
受付番号をカウンター横の機械で受け取り、番号を呼ばれたら手続きをします。
Wi-Fiの動作確認をお忘れなく。
バス
到着ロビーから表に出るとずらっとバス乗り場があります。
「Seoul(ソウル)」行きは、マップ上の黄色ゾーンです。
A’REX(空港鉄道)
「仁川(インチョン)国際空港第2ターミナル」から「ソウル駅」までは63kmもありますが、「空港鉄道(A’REX)」に乗ればあっという間!
特に「直通列車」と呼ばれる電車だと空港からノンストップで走るので「仁川(インチョン)国際空港第2ターミナル」から51分で「ソウル駅」に到着できます。
「仁川(インチョン)国際空港第1ターミナル」から乗れば、たったの43分。
乗らなきゃ損しちゃいますよ♪
改札までの行き方
少し歩きますが「空港鉄道(A’REX)」は「交通センター」に乗り場があります。
空港の到着ロビーには「Airport Railroad(空港鉄道)」の案内板があちこちにありますので、矢印に従って進みましょう。
エスカレーターで下っていきます。
「Airport Railroad(空港鉄道)」は黄色で表示されているので目立ちます。
ひたすら歩きます。
とにかく歩きます。
めっちゃ歩きます。
ここは白い案内板。なぜ(笑)?
開けた場所に到着。ここが「交通センター」です。
さらに進むとチケット売り場が見えて来ます。
直通列車 チケットの買い方
ソウル駅まで行く方は、このオレンジ色の自販機でチケット購入しましょう!ソウル駅までノンストップで走ります。
自販機には日本語表示あり。
ここで、1回だけ利用可能な「交通カード(切符)」を購入することができます。
が!
旅行中に毎回自販機で「交通カード(切符)」を購入、到着駅で保証金(500ウォン)の払い戻し。
それが家族の人数分、、、。面倒だし、時間がもったいないですよね。
実は、日本の「Suica(スイカ)」や「Pasmo(パスモ)」のように、韓国にも「T-money card(ティー・マネー・カード)」という交通系カードがあります。
自販機で「T-money card(ティー・マネー・カード)」にチャージし、改札で読み取り部にしっかりタッチすればOK!
到着駅で再度タッチして改札を通過すれば問題ありません。
「T-money card(ティー・マネー・カード)」はタクシーやバスでも利用可能なので、1人につき1枚持っていると非常に便利です。
「Suica(スイカ)」を想像してもらえれば、もはや説明は不要ですね。
「T-money card(ティー・マネー・カード)」は空港内のコンビニで購入が可能で、好きな芸能人とかのデザインもあります。
ほんまにいろいろなカードデザインがあるので、どれにするか迷ってしまうかも(笑)。
料金(小学生) : 7,500ウォン
※1回交通カードを利用の場合、保証金500ウォン必要。
到着駅で交通カードを返却すると500ウォンが戻ります。
※座席は全席指定
所要時間(仁川空港第1ターミナル〜ソウル駅) : 43分
運行間隔 : 30〜50分
Wi-Fi : 無料で利用可能
※諸情報は変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
一般列車 チケットの買い方
各駅停車の一般列車(青色)です。
宿泊が「孔徳駅」や「弘大入口駅」付近の場合や、そこから乗り換えが必要な場所へ行く場合は、この列車を利用しましょう。
直通列車(オレンジ色)の運行間隔が30〜50分と長めなので、タイミングによっては「ソウル駅」に行く場合であっても、直通列車より一般列車の方が早く到着します。
よく確認しましょう。
料金(小学生) : 2,075ウォン
※仁川空港第1ターミナル〜ソウル駅の料金例。
※1回交通カードの場合、プラス100ウォン必要。
※1回交通カードを利用の場合、保証金500ウォン必要。
到着駅で交通カードを返却すると500ウォンが戻ります。
所要時間(仁川空港第1ターミナル〜ソウル駅) : 59分
運行間隔 : 約15分
※諸情報は変更になる場合がありますので、事前にご確認ください。
ホームまでの行き方
チケット(カード)を購入したら改札でタッチして入場しましょう。
ここは青色なので、一般列車の改札になります。
長いエスカレーターでホームに降ります。
2番ホームがソウル方面。
1番ホームは終着駅の「Incheon Airport Terminal2(仁川国際空港第2ターミナル)」に向かう列車です。ここから乗る人は、ほぼいないですね。
矢印方向が進行方向です。「Incheon Int’l Airport Cargo Terminal(空港貨物ターミナル)」に向かっていれば「Gimpo International Airport(金浦国際空港)」や「Seoul Station(ソウル駅)」方面です。
ちらっと見えていますが、各駅停車の一般列車は青色の列車です。
まとめ
「Incheon International Airport(仁川国際空港)」は、「Gimpo International Airport(金浦国際空港)」に比べるとソウル市街地から少し遠いですが「A’REX(空港鉄道)」に乗れば、1時間ほどの距離。
「A’REX(空港鉄道)」のおかげで利便性がかなりよくなっています。
巨大なハブ空港ということもあり「Immigration(入国審査)」がかなり渋滞するので、もう少し改善されると嬉しいです。
「T-money card(ティー・マネー・カード)」は、ほんまに便利なカード。1枚あれば重宝しますよ!
と言うことで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ほな、またね!
※諸情報は訪問当時のものであり変更となる場合があります。事前にご自身でご確認ください。