江戸時代末期、長野にある松代藩で文武学校が誕生したのを知ってますか?
今回紹介するのは「松代藩文武学校」。
松代藩の8代藩主・真田幸貫公によって計画され、続く9代藩主・真田幸教公の時に開校した藩校になります。
修復・再現されていますが、現在残っている数ある建物は、ほぼ開校当時のまま。
全国でも珍しいそうです。
それでは、いってみましょう!
行き方
場所は「真田邸」のお隣さん♪
駐車場までの行き方は、こちらの記事を参照ください。
右の白壁が「上田邸」になります。
その「上田邸」に沿って、南に向かいます。
石畳の道路に出たら右に曲がり直進。
正面に見えているのが「松代藩文武学校」です。
直進していくと、、、
はい!「松代藩文武学校」に到着です♪
左の番所で入館料を支払いましょう!
「真田邸」やその他の施設との共通券を買うと割引きになります。
冠木門・番所
立派な冠木門をくぐり、いざ学校内へ!
チケット売り場になっていたのは、不審者を捉えるための番所。
地元では黒門と呼ばれた冠木門をくぐると、ご覧のように気持ちのいい広場が広がります。
剣術所
門の右手にあるのは、剣術所。
剣術を学ぶ館ですね。
畳の上から師範が指導するのでしょうか?
東序
東にある教室、東序です。
軍学や儒学、歴史、医学を学ぶ教室でした。
柔術所
柔術や和術、腰廻、捕手などの格闘術の稽古場です。
以前は畳が敷き詰められていましたが、今は板の間。
しかも射撃シミュレーションが行えます。
こちらは火縄銃。
かなり重く、狙いを定める銃の先端がふらふらするので狙いが定まりません。
こちらはスペンサー銃。
火縄銃より扱いやすいですが、やはり重たい、、、。
難しさMAXで言えば、この臼砲。
どうやって狙いを定めるかさっぱりわかりません(笑)。
当てるのは至難の技です!
腰掛(供待)
こちらはお供の方が、文武学校に来た主人を待つ腰掛です。
西序
武士の礼儀作法、東洋医学や西洋医学を学ぶための教室として建設された西序。
武術を重視する藩の方針により、開港後1年で槍術所に変更されちゃいました。
教室です。
向かい側には、対をなす東序が見えます。
弓術所
案内板に従い、奥に進んでいきましょう。
弓術所の外観です。
遠くに的場が見えます。
広々とした射場で、ひんやりとして気持ちのいい感じです。
槍術所
槍術所の外観です。
槍や薙刀、長巻を振り回すので、文武学校の中でも一番広い稽古場になります。
文学所
最後は文学所にやってきました!
文武学校の中で、一番大きな館になります。
入口だけでもこの広さ(笑)。
まずは、スクリーンに映し出された映像と文字で、文武学校のことを学びましょう♪
ガイダンス部屋の横には大広間があり、雛人形が飾られていました。
縁側を通って、玄関方向に戻ります。
矢印に沿って進むと、、、
台所です。
囲炉裏など、昔の姿が再現されてますね。
台所から北側の縁側に順路は続きます。
縁側を抜けて奥に向かいましょう。
建物の西側部分にあたる部分は「御役所」と呼ばれ、学校の管理をするお役人さんが詰める場所だったんですよ〜!
縁側突き当たりを左へと進むと、、、
タダーーーーー!
なんと言うことでしょう!
和服を着ることができちゃうんです♪
しかも無料♪
着替えたら、御居間の座布団に座ってパシャリしちゃいましょう!
御居間の南側にも、素敵な縁側が。
縁側とお部屋の間の通路を進んでいくと、入口に戻ってきます。
開館時間
電話番号:026-278-6152
開館時間:4月〜10月 9:00~17:00
11月〜3月 9:00~16:30
休 館 日 :12月29日〜1月3日
駐 車 場 :有り
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介したのは「松代藩文武学校」。
9代藩主・真田幸教公の時代に開校した藩校です。
修復・再現された建物は、ほぼ当時のレイアウトのままで、全国でも珍しいとのこと。
近くに来た際は、必見ですよ〜♪
と言うことで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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m(_ _)m
ほな、またね!
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