道元禅師によって開かれた修行の道場を知っていますか?
全国的にもかなり有名なお寺で、観光の名所とされています。
今回紹介するのは「大本山永平寺」です。
1244年に道元禅師が開き、今では大小70ちょっとの建物が立ち並ぶところ。
その意思は継承され、現在でも修行道場として使用されています。
景色が良くて、素敵なところですよ〜♪
それでは、いってみましょう!
行き方
場所は「国道364号線」の奥。山の中〜。

「北陸自動車道」から「中部縦貫自動車道」に入り、トンネルを抜けてすぐの「永平寺参道 坂井インター」で高速道路を下ります。

下りてすぐの交差点に「大本山永平寺」の案内板。
ここから5kmの位置です。
「国道364号線」の一本道をひたすら進むだけです。

左に「大本山永平寺」の駐車場が見えてきました。
みどりの看板が目印です。
とりあえず「門前町」に到着ですね。
行き方は、あくまでも一例。ご自身に合ったルートでお店を目指してください。
駐車場

駐車場入口です。
1時間までは300円(税込み)。1時間以降は、30分ごとに100円(税込み)加算されます。
24時間以内の最大料金は500円(税込み)。
他にも、お土産屋さんの駐車場で300円(税込み)程度で駐車できます。
お店でお買い物すると、駐車料金が戻ってくるなんてお土産屋さんもありますよ♪
観光案内所

「永平寺川」にかかる橋を渡り、右方向に進みます。
ちなみに直進していくと、お土産屋さんやお食事処が多くあります。

観光案内所に到着。

照明が映りこんで見にくいですが「AIコンシェルジュ」さんです。
日英中の多言語に対応してるんですよ。素晴らしい!

ここでも「参拝券」を購入できます。

お手洗いと、、、

コインロッカーもあります。
新参道

駐車場から赤い矢印に従って「観光案内所」を過ぎ「新参道」に入ります。

タダーーーーー!
2019年に新しくできた参道です。美しい♪

「新参道」横には「永平寺川」の清流が。

「大本山永平寺」近くで宿泊できる「柏樹関」さんです。

「柏樹関」さんの窓からは「永平寺川」が一望できます。

新しくなった「永平寺郵便局」さんです。
「大本山永平寺」のオリジナル切手など、ここでしか手に入らない商品の購入ができますよ♪
参道

「永平寺郵便局」さんを過ぎると「吉祥山永平寺」の大きな文字が。
入口まで来ました。

参道の上には、みどりの樹々の隙間から青い空が見えます。

みどりの苔が鮮やかです。

まるで絨毯のようですね。

立派な蓮の葉。
手水舎

ここでお参りの前に、手を洗いましょう。

「手水舎」の後ろには、池が。
光の反射が仏像様にキラキラと映り、とてもきれいでした。
唐門

お池の横には、さらに奥へと参道が伸びています。
これが有名な「唐門」。
門の奥は「山門」へと続いていますが一般の人は入れません。
通用門

一般の人はこちらから。
門をくぐった右手に「参拝券」売り場があります。
「観光案内所」で先に「参拝券」をゲットしている場合は、ここで提示すればOK!
吉祥閣

「通用門」を抜けて「吉祥閣」に入ると、ここからは土足厳禁です。
靴は、ビニール袋に入れて持ち歩きましょう。

1階には、大きな案内図。
傘松閣

ドドーーーーーン!
156畳の「絵天井の間」です。
迫力満点!
1930年当時の著名な画家さん144名による230枚の色彩画が、飾られています。
で、5枚見つけると願いが叶う幸せな絵がこちら!

1枚目は「黒い鯉」。

2枚目は「白い番の鯉」。

3枚目は「青い獅子」。

4枚目は「白い獅子」。

最後の5枚目は「りす」。
おそらく、この「りす」が手こずるはず、、、根気よく探してみてください。
僧堂

「東司(とうず)」を過ぎ、左の階段を上がりましょう。

登りきった左側が「僧堂」。
ここで、座禅、お食事、就寝が行われます。

「仏殿」から見た「僧堂」。めっちゃきれい!
仏殿

左の階段を上ると「法堂(はっとう)」へ行けますが、まずは「仏殿」へ。

外観です。
「法堂」「仏殿」「僧堂」「庫院」「山門」「東司」「浴室」の「七堂伽藍」の中心に位置します。

鐘がありました。

曹洞宗のご本尊「お釈迦様(釈迦牟尼仏)」が祀られています。
承陽殿

「仏殿」から先程の階段に戻ってきました。
「法堂」へ上がる階段ですが、結構な段数ですね。

「仏殿」と「法堂」のちょうど真ん中に、反対側の階段へ抜ける通路が。

「承陽殿」へ上がる石の階段です。
ここからは上がって行かず、先程の階段をさらに上がりましょう。

上がりきった左方向に「承陽殿」へ通じる通路があります。

窓からは「承陽殿」が見えます。

この通路を抜けると、、、

「承陽殿」に到着。

「道元禅師」を奉祀するご神廟です。
白山水

「白山水」。
白山連峰に連なる湧き水で「道元禅師」にお供えする霊水となります。
法堂

「七堂伽藍」最大の建造物「法堂」です。

中は広々として、約420畳あります。

正面中央奥には「聖観世音菩薩」が祀られています。
大庫院

「法堂」を後にして「大庫院」へ。

通路を進みます。

「大庫院」です。食事を司どる「典座寮」があります。
山門

さらに通路を進んでいきましょう。

山門近くの外には「中雀門」への通路へと続く階段が。

「山門」内部です。門の上へと続く階段がありました。

「山門」には4体の四天王が。
左が北方を守る「多聞天」、右が東方を守る「持国天」。

左が南方を守る「増長天」、右が西方を守る「広目天」です。

「山門」の外には「鐘楼」。
修行僧は「唐門」を通って、この「山門」にたどり着きます。
修行を終えた後、再びこの「山門」をくぐり、「大本山永平寺」を後にするんですよ〜。

「山門」と「仏殿」の間には、「中雀門」が。
空が青く、樹々のみどりに囲まれてきれいですね!
祠堂殿

「大本山永平寺」の参拝も佳境です。
「祠堂殿」へ向かいましょう。

ここから中へ。

ここでは、一般の方々の納骨ができます。

供養などの法要が毎日務められています。

奥は「舎利殿」になっており正面には「地蔵菩薩」が祀られているんですよ。

外にはこんな素敵な風景が。
売店

なが〜〜〜い通路を進んでいくと、

「人生に定年はない」などの言葉集が飾られていました。

階段を下りると、すぐ右に「売店」が。
最初に靴を脱いだ「吉祥閣」に戻ってきました。
瑠璃聖宝閣

宝物館の「瑠璃聖宝閣」へ通じる通路。

中は暗く、重厚感のある雰囲気。
国宝の「普勧座禅儀」をはじめとした重要文化財が展示されています。
永平寺川

「大本山永平寺」のそばを流れる「永平寺川」。

木漏れ日がキラキラとしてきれいですね。

小さな赤い橋もかわいいです。
営業時間
電話番号:0776-63-3102
営業時間:8:30〜16:30
※行事の都合により時間変更の可能性あり
参 観 料 :大人 500円(税込み)
小人 200円(税込み)
支払方法:現金
駐 車 場 :有料駐車場あり
まとめ
いかがでしたか?
今回紹介したのは「大本山永平寺」。
みどり豊かな山奥に、道元禅師によって開かれた座禅修行の道場です。
大小70以上の建物は圧巻!
「傘松閣(さんしょうかく)」の「絵天井の間」には230枚の色彩画が天井に飾られています。
見つけると願い事が叶うと言われる5枚の絵を探すのも楽しいですよ♪
と言うことで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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m(_ _)m
ほな、またね!
※諸情報は訪問時点のものであり変更となる場合があります。事前にご自身でご確認ください。