野沢温泉街には「外湯」と呼ばれる公衆浴場がいっぱい!
カランコロンと下駄を鳴らして、いろいろなお湯が楽しめます♪
今回紹介するのは「野沢温泉街」の「外湯」。
街中には旅館、お土産屋さん、酒屋さん、スーパーなどたくさんの店舗が立ち並びます。
ぶらぶらと散策しながら「外湯」で温まるのがオススメです。
それでは、いってみましょう!
外湯入浴マナー
大事なので最初に書きますね〜!
日本人であれば、誰もが知っているマナーですが野沢温泉独特なものも。
地元の人が利用する施設になるので、あいさつは欠かせません。
温泉の温度はアツアツ!
お水でぬるくすることもできますが、熱いお湯を求めてくる人もいますので周りに配慮することが必要です。
お水出しっぱなしにしないよう注意しましょう。
行き方
場所は、もちろん野沢温泉村。
「豊田飯山インター」で「上信越自動車道」を下りて「野沢温泉」方面へ向かいましょう。
千曲川にかかる大関橋を渡り、県道38号線を進んでいくと野沢温泉村が見えてきました。
そのまま県道をま〜すぐ進んでいくと、地図上に「野沢温泉街入口」と記されたY字路に辿り着きます。
温泉街ど真ん中なのに、なぜここが入口なんでしょうね〜?
不思議(笑)。
上寺湯
さっそく「外湯」めぐりへ!
先ほどのY字路を左に進み、「郷土料理 治作」さんが見えたら更に左へ曲がります。
少し行くと「熊の手洗湯温泉街」入口があるので、中へと進んでいきましょう。
熊の手洗湯マップです。
ゲートを潜って少し進むと、、、
はい!「上寺湯」に到着です
お湯は透明な感じですが、わずかに白濁してました。
お湯はアツアツ。
入ると手足がビリリっとなるくらいの熱さです。
熊の手洗湯
「上寺湯」を後にし、更に坂道を下って行くと洗濯場があります。
洗濯場なので、間違って入浴しちゃいけませんよ!
洗濯場の向かいにある「お好み焼き あけび亭」を右に進むと、、、
はい!こちらが「熊の手洗湯」です。
左が女湯、右が男湯。
外湯はたくさんありますが、基本的に源泉温度は高め。
なんですが、、、この「熊の手洗湯」の源泉はちょっと低め。
といっても45度くらいかな。
湯船が木の板で仕切られていて、1つは「ぬるい湯」、もう1つは「あつい湯」に区分けされてます。
外湯の中では珍しいスタイル。
「あつい湯」は指先がビリビリ痺れるくらいの温度ですが、「ぬるい湯」はお子様でも入れるくらいちょうどいいお湯なのでオススメ!
真湯
「熊の手洗湯」を出たら、正面の登り坂を登りましょう。
登り切ったら左へ。
「野沢ビューホテル嶋田屋」さんを過ぎたところで右に曲がり、直進していくと、、、
はい!「真湯」に到着〜♪
ここも美しい湯屋建築です。
お湯は白く濁った緑色で、強い硫黄の匂いがします。
最初は「ゴミが浮いてる?」と思うくらいの黒い湯の花がユラリユラリと浮いています。
温度はめっちゃ熱、、、。
「人間が入っていいの?」というくらいの熱さ(笑)。
地元の人はふつ〜に入ってます。
麻釜湯
「真湯」を後にしたら、少し戻って「野沢ビューホテル嶋田屋」さんの前の道を進みましょう。
湯沢川を渡り、右方向へ。
ここを左に曲がると、、、
はい!「麻釜湯」です!
外湯は「麻釜(あさがま)」、源泉は「麻釜(おがま)」と呼ばれています。
お湯は透明でした。
温度は、外湯の中でもトップクラス。
激熱です(笑)。
麻釜温泉公園ふるさとの湯
「麻釜(あさがま)湯」を後にしたら「麻釜(おがま)」を目指して坂道を上ります。
通り沿いには「奈良屋旅館」さん。
「Shiro Apartments Nozawa」さん。
更に坂道を上がっていくと、、、
見えてきました!
「麻釜温泉公園ふるさとの湯」です。
こちらが入口。
外湯にしては珍しく入浴料は必要です。
営業時間はこんな感じ。
麻釜(おがま)
まだまだ坂を上ります。
「村のホテル 住吉屋」さんです。
長い坂をのぼり「麻釜(おがま)」に到着♪
タダーーーーー!
アッツアツの源泉が湧き出る「麻釜(おがま)」です。
いい景色♪
旅館や民宿、お店屋さんなど、組員さんが温泉たまごを作ってます。
地元の組員さん以外は、入ることができませんよ〜!
横にはお饅頭を食べられる「湯元」さんがありました。
伸びた階段の先には「麻釜(おがま)」を眺めるように「御嶽神社」が建っています。
ミニ温泉広場湯らり
「麻釜(おがま)」を後にして「大湯」方面へ向かいます。
ちなみに左上へ上がって行くと「野沢温泉スポーツ公園」へとつながる「遊ロード」の上り口に出ます。
お土産屋の「黄金屋」さん。
更に進んでいくと、、、
足湯が楽しめる「ミニ温泉広場湯らり」に到着!
入口はこちら。
円形の足湯もありました。
利用時間は6:00〜21:00となっています。
「ミニ温泉広場湯らり」の目の前にある居酒屋「青木屋」さん。
アイスキャンディー売ってます♪
大湯
さらに「大湯」方向に進むと「なっぱカフェ」さんが。
入口がかわいい♪
メニューこんな感じ。
メニューボードの下にはかわいい猫ちゃんが。
こっちの子はご機嫌斜めだったのでしょうか?
手を出すと、爪でひっかかれそうになりました(笑)。
こっちの子は、ず〜っと撫でさせてくれました。
かわいい♪
「お宿 ひめ長」さんです。
ぐるっと回る坂を下ります。
レストラン&バーの「寿命延」さん。
かっこいい店構えですね。
大正2年創業のお宿「千歳館」さん。
手前にあるゴンドラは「寿命延」さんの喫煙所です(笑)。
はい!こちらが「大湯」!
「千歳館」さんのお隣です。
野沢温泉街の中心に位置し、美しい湯屋建築でも有名な外湯でシンボル的な存在です。
お湯はやっぱりアツアツですが「熊の手洗湯」のように湯船が仕切られているタイプで「あつ湯」と「ぬる湯」に分かれています。
「ぬる湯」といってもまぁまぁの熱さですが、、、(笑)。
お湯は、無色透明です♪
遊ロード上り口
「千歳館」さんの前の坂道を上がって行きましょう。
まだまだ上がります。
上り切った先には「リゾートイン チトセ」さんが。
坂の正面には「湯澤神社」もあります。
神社の左側にあるのが「遊ロード」の上り口になります。
ここから動く歩道で「野沢温泉スポーツ公園」まで行けちゃいます♪
河原湯
再び「大湯」まで戻り、坂道とは逆方向へ。
写真左に伸びる道路が「大湯通り」になりますが、右の下り坂を進んでいきましょう。
ほんの少し歩くと「河原湯」に到着!
石造りのきれいな湯船にはアツアツのお湯が。
無色透明です。
通りには、ものすごい勢いで流れる小川がありました。
硫黄の匂いがすごい(笑)。
大湯通り
「大湯通り」に戻り「常盤屋旅館」さんの前を通って進みます。
野沢温泉街一番の通りになります。
「フキヤ商店」さんを過ぎた角には、、、
「そば処 大茂ん」さんが。
おいしい信州そばのお店。
こちらは「Haus St. Anton Cafe & Jam Factory」さん。
おいしいジャムが買えるカフェ。
宿泊施設も兼ねるホテルです。
町のスーパー「うおやす」さん。
味のある外観。
中は普通にスーパー♪
昭和な雰囲気がいいですね♪
「COMPASS village」さん。
自転車のレンタルできます。
お土産が買える「成田屋」さん。
「若ぎり」さんの入口。
一部メニュー。
「若ぎり」さんの外観です。
宿泊もできますよ〜♪
「池田屋」さん方向に向かうと県道38号線の飯山野沢温泉線に出ます。
冒頭で説明した通りですね。
十王道の湯
メインとなる「大湯通り」から「長野屋酒店」さんを通って、更に直進!
はい!「十王道の湯」です。
他の外湯とは外観がちょと違ってます。
中も結構広いので、ゆったりと入れますよ〜♪
1階に見える扉が「女湯」の入口。
この階段を登ると「男湯」になります。
お湯は少し白濁した感じ。
温度はめちゃ熱(笑)。
1階には、洗濯場もあります。
湯船ではないので、間違って入らないように気をつけましょう。
「十王道の湯」の目の前には「閻魔堂(えんまどう)」。
見切れていますが、入口には「勧善懲悪」の文字。
「善い行いを勧め、悪い行いを懲らしめる」の意ですね。
高野辰之記念 おぼろ月夜の館
「閻魔堂」前の上り坂の上に塔が見えます。
上り坂途中にある左の建物は「トミケン」さん。
旅館です。
「高野辰之記念 おぼろ月夜の館」は、「春が来た」「故郷」などの作詞者である高野辰之博士の業績を称えた記念館です。
記念館手前には、長野パラリンピックの聖火台がありました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「外湯」を中心に野沢温泉街を紹介しました。
気軽に入れる「外湯」は街中のあちこちにあり、それぞれ特徴が異なります。
地元の方が日常利用する施設なので、あいさつしてマナーを守った行動をしましょう♪
街中には旅館やレストラン、食堂、お土産やさん、酒屋さんといろいろなお店が。
「外湯」に入り、街中を巡り、また「外湯」に入るなんてのもいいですね!
と言うことで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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m(_ _)m
ほな、またね!
※諸情報は訪問当時のものであり変更となる場合があります。事前にご自身でご確認ください。