古都「Mdina(イムディーナ)」の町の外には「Rabat(ラバト)」というエリアが広がっています。
実はこの「Rabat(ラバト)」の地下には巨大なカタコンべ(地下墳墓)が広がっていることを知っていますか?
古代ローマ時代に「Mdina(イムディーナ)」での死者埋葬が禁じられていたため、全ての死者は「Rabat(ラバト)」に埋葬されていたのです。一部のカタコンべが現在公開されており、今回は「St. Paul’s Catacombs(聖パウロのカタコンべ)」を紹介して行きます。
「St. Paul’s Church(聖パウロ教会)」と「Domvs Romana(ローマ古美術館)」も合わせて載せるので、これから「Mdina(イムディーナ)」へ行く方、まさに今「Mdina(イムディーナ)」にいる方はぜひ参考にしてください!
では、行きましょう!
St. Paul’s Church(聖パウロ教会)
行き方
「Mdina(イムディーナ)」の「Greek’s Gate(ギリシャ門)」を出て、まっすぐ「Triq San Pawl」通りを南南西に進むと「St. Paul’s Church(聖パウロ教会)」が見えてきます。簡単に行けちゃいます!
私は「Mdina(イムディーナ)」の「Main Gate(正門)」から出発し、狭い通りをくねくねと歩きましたが。。。(笑)
お馴染み、マルタ特有の出窓が見れます。
くねくねと狭い通りを進んで行きます。
正面に「St. Paul’s Church(聖パウロ教会)」が見えてきました。
「St. Paul’s Church(聖パウロ教会)」を右後方から見る。
「St. Paul’s Church(聖パウロ教会)」に到着!「Mdina(イムディーナ)」からは歩いて10分ほどです。
どこの教会も石像とか立派ですよね。
教会内部
ダダーーーーーン!出ました。赤基調のゴー☆ジャスな作り。
ちょうどミサの真っ最中。迷惑にならないよう静かにしましょう。
天井画です。
カタコンベ(地下墳墓)
カタコンベ(地下墳墓)の入り口。
受付で確認すると「Heritage Malta Multi Pass(ヘリテージ・マルタ・マルチ・パス) 」は使えないと。
入場料は変わっているかもしれないので、入場前に確認をお願いします。
入場料を払い通路を下って行きます。私は払わなかったのでここまで。(笑)
先に「St. Paul’s Catacombs(聖パウロのカタコンべ)」へ行く選択をしました。
St. Paul’s Catacombs(聖パウロのカタコンべ)
行き方
「St. Paul’s Church(聖パウロ教会)」を後にし「Triq Sant Agata」通りをさらに南南西へと目指します。
ここから「St. Paul’s Catacombs(聖パウロのカタコンべ)」までは遠くありません。
距離にして100mほど。
はい!「St. Paul’s Catacombs(聖パウロのカタコンべ)」へ到着。
ですが、入り口を間違えないようにしましょう!私は間違いました。(笑)
地図で行くと左から右に「Triq Sant Agata」を進んで行きます。
「St. Paul’s Catacombs(聖パウロのカタコンべ)」の入り口は一番奥の①になります。が!途中にわざと?というくらい出口や入口があり、私の場合③の入口から先に入っちゃいました。
ラッキーかアンラッキーか知りませんが、係員もたまたまおらんかったという始末。(笑)
③から入り、散々見まくった後に①から入るべきだっと気付く。。。(笑)
入場
正しい順で行きましょう!まず受付で入場料を払います!
私は「Heritage Malta Multi Pass(ヘリテージ・マルタ・マルチ・パス) 」を購入していたので入場料は不要でした。
営業時間と入場料はこちら!
冬季(11月〜5月):9:00〜17:00 受付は16:30で終了。
12/24、12/25、12/31、1/1 と グッドフライデーは休館日。
ユース(12歳〜17歳):3.50ユーロ
シニア(60歳以上):3.50ユーロ
小人(6歳〜11際):2.50ユーロ
幼児(5歳以下):無料
cited from Heritage Malta
入場料は変わっているかもしれないので、入場前に確認をお願いします。
博物館
まず、博物館を抜けて行きます。
文字と鳥が描かれています。
こちらはカタコンベ(地下墳墓)の地図。
生々しい。(笑)
カタコンベ(地下墳墓)
「St. Paul’s Catacombs(聖パウロのカタコンべ)」はローマ時代における地下墓地の典型的な形と言われています。
博物館を過ぎると一旦外に出ます。大小様々な入り口があります。
それでは地下にGO!
ここがカタコンベ(地下墳墓)の入り口。
階段を下り突入!
大小様々な大きさのブロックに区分けされています。
狭い通路で各ブロックを行き来できます。
場所によっては、ず〜〜〜っと奥まで見渡せますね。
アガペテーブルと呼ばれるテーブル。死者を埋葬した後に、死者と遺族が最後に食事をとるためのテーブルです。
ここが先ほどの地図で②にあたる出口。
ゲートを出たら道路を渡って、道の反対側にあるカタコンベ(地下墳墓)を見て回りましょう。
道路を渡り③のゲートを抜け、写真の矢印のように進みましょう。
私はいきなりこのゲートから入り、次から次へとカタコンベを見て回っちゃいました。(笑)
各入口には番号が振られています。
階段を下ります。これは全部一緒ですね。
ここは一人用。
カタコンベ(地下墳墓)内部は、危険防止のための防護柵がたくさんあります。イギリス訛りの英国おばちゃん2人に会いましたが、そのうち1人が柵を越えようとしてずっこけていました。
え?そこ入っていいの?と思いながら助けてあげました。
「ここほんまに入口?入っていいの?」と英国おばちゃんに聞くと、「そうよ!入口よ!」と笑いながら答える。ほんまか!?
同じような入口がたくさん。
ここにも埋葬の時に使用するテーブルが。
ここは天井が低い。
二人ぶんのスペースですね。
なんか。。。どれも同じに見えてきたな〜と思いながら歩いていると、先ほどの英国おばちゃんに再会!
「どう?楽しんでる?」と聞かれたので「どれもこれも同じに見えてきたわ〜。」と答える。
「そうよね〜!同じよね〜!」とおばちゃんも言っていた。(笑)
14番も同じような入口。
何人もの人が埋葬された跡です。
正面の建物は「Architecture Pavilion」です。他にもいろいろなパビリオンがあり様々な展示物があるので、見つけたら入った方がいいですね。
さて、そろそろ「Mdina(イムディーナ)」方面に戻って「Domvs Romana(ローマ古美術館)」に行きましょう!
あ!「St. Paul’s Catacombs(聖パウロのカタコンべ)」に居た時間は、1時間くらいです。
Domvs Romana(ローマ古美術館)
「Domvs Romana(ローマ古美術館)」は、モザイク画が発見され保存する目的で建造されました。あの有名なモザイク画です!
また「Mdina(イムディーナ)」で見つかったローマ時代の大理石で作られた作品など、様々なものが「Domvs Romana(ローマ古美術館)」に集められています。
行き方
「Domvs Romana(ローマ古美術館)」は「Mdina(イムディーナ)」のすぐ側です。
「Greek’s Gate(ギリシャ門)」側にあります。見切れてますが、赤い矢印のあたり。
「Main Gate(メインゲート)」から入り「Mdina(イムディーナ)」を見学して「Greek’s Gate(ギリシャ門)」から出てきて「Domvs Romana(ローマ古美術館)」を見る。なんてコースもいいですね!
さて、私の場合「St. Paul’s Catacombs(聖パウロのカタコンべ)」から行きました。
「 Rabato(ラバト)」の狭い通りを進みます。
どの通りも絵になりますね。
お馴染み。マルタの出窓風景。めっちゃかわいい!
と、景色を楽しんでいると。。。
着きました!「Domvs Romana(ローマ古美術館)」!
営業時間と入場料
ここから入り、中の受付でチケットを購入します。
営業時間と料金はこちら!
受付は16:30で終了。
12/24、12/25、12/31、1/1 と グッドフライデーは休館日。
ユース(12歳〜17歳):4.50ユーロ
シニア(60歳以上):4.50ユーロ
小人(6歳〜11際):3.00ユーロ
幼児(5歳以下):無料
cited from Heritage Malta
入場料は変わっているかもしれないので、入場前に確認をお願いします。
「Heritage Malta Multi Pass(ヘリテージ・マルタ・マルチ・パス) 」を持っていればチケットは不要です。
美術館
棺ですね。
ローマ時代の柱。ローマっぽい。(笑)
ローマ時代の染料で描かれた絵。
出ました!モザイク画!
細かいタイルで陰影が見事に描かれています。右に見えるのはぶどうかな?こっちも陰影がつけられ、球形が上手に表現されています。
こちらも陰影がお見事!
こっちはパーマ頭!(笑)
これもモザイク画。
床に描かれた迷路です。見る角度によっては立体に見える立体アート!素晴らしい!!
これも立体的に見えます。
一番奥から外に出れます。
床に描かれたモザイク画のオリジナルです。すごいですね!
私の場合、見学時間は20分ほどでした。
帰り道
「Mdina(イムディーナ)」からの帰り道はこちら!
「Mdina(イムディーナ)」バス停から「51」「52」「53」番バスを待ちましょう!
どのバスも同じルートで、「Valletta(ヴァレッタ)」までは40分ほどで到着します。
バスの出発間隔も短く、ストレスフリーです!
まとめ
「Mdina(イムディーナ)」には「Rabat(ラバト)」も含めて見どころ満載!
私は昼過ぎ13:30ころに「Mdina(イムディーナ)」に到着しましたが、半日十分楽しめました。
午前中から行けば、ランチを楽しんで〜なんて観光もありですね!
「Mdina(イムディーナ)」での楽しみ方は、下の記事をぜひご覧ください。
と言うことで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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m(_ _)m
ほな、またね!
※諸情報は訪問当時のものであり変更となる場合があります。事前にご自身でご確認ください。