Valletta(ヴァレッタ)のState rooms(騎士団長の宮殿)とPalace armoury(軍事博物館)の楽しみ方

世界遺産の街「Valletta(ヴァレッタ)」。とても美しい街です。

見どころが多過ぎて、何を見て回ればいいかお悩みのあなた。今から紹介する「State rooms(騎士団長の宮殿)」や「Palace armoury(軍事博物館)」に行ってみてはどうでしょうか?

ヴァレッタ市街地の中心に位置し、市内で最大の宮殿。その中の部屋や歴史ある軍事的な展示品を見ることができます。

ここで紹介することで旅行プランの参考になれば嬉しいです。

では、さっそく行ってみましょう!

State rooms(騎士団長の宮殿)

行き方

「Valletta City Gate(ヴァレッタ・シティ・ゲート)」から「Wembley Store(ウェンブリー・ストア)」を通り過ぎただただ直進。

右手に「St John’s Co-Cathedral(聖ヨハネ大聖堂)」が見えてきますが更に進みます。

すると左手に大きく開けた「St. George Square(セントジョージ広場)」が現れ、道路を挟んだ反対側の建物が「Grand-masters palace(グランドマスターズ宮殿)」になります。

この宮殿内に「State rooms(騎士団長の宮殿)」と「Palace armoury(軍事博物館)」があります。

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿と軍事博物館

「St. George Square(セントジョージ広場)」から見た「Grand-masters palace(グランドマスターズ宮殿)」。あいにくの曇り空で写真映りが悪いですね(笑)。

右側の入り口から「State rooms(騎士団長の宮殿)」や「Palace armoury(軍事博物館)」に入れます。

ヴァレッタ、軍事博物館の衛兵

左の入り口には衛兵がいてます。

営業時間と入場料

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の入り口

右の入り口から入って行くとこのような通路が。奥に進むと「Prince Alfred’s Court(アルフレッド王子の中庭)」と呼ばれる広いスペースに出ます。写真奥に見えている木が生えているあたりですね。

ヴァレッタ、アルフレッド王子の中庭

「Prince Alfred’s Court(アルフレッド王子の中庭)」を左方向に進み受付を済ませ、ガラス張りの外階段を進みます。上の写真はガラス張りの外階段から見た中庭。

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の時計台

中庭から見える時計台。ムーンフェイスですね。めっちゃかわいい!

営業時間と入場料はこちら!

月曜日〜金曜日:10:00〜16:30
土曜日、日曜日:9:00〜16:30
受付は16:00で終了。
大人(18歳〜59歳) :10.00ユーロ 
ユース(12歳〜17歳):7.50ユーロ
シニア(60歳以上) :7.50ユーロ
小人(6歳〜11歳)  :5.50ユーロ
幼児(5歳以下)   :無料

上記料金を支払えば、以下の3つに入場できます。
 1)Palace State Rooms(騎士団長の宮殿)
 2)Palace Armoury(軍事博物館)
 3)Muza(国立美術館)

私は「Heritage Malta Multi Pass(ヘリテージ・マルタ・マルチ・パス) 」を購入していたので、パスを見せるだけで入場しました。

営業時間と入場料は変わっているかもしれないので、入場前に確認をお願いします。

展示スペース

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の廊下

作りが豪華!

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の床

床の大理石もお見事!

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の天井

天井画。だまし絵ですね。写真の真ん中に見える部分に、明かりを取り込む天窓が描かれてます。

その手前と奥には朱色でドームが。

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の天井

ドーム部分。細かく描かれていて、見る角度によっては立体に見えます。

マルタにはだまし絵で有名な「Gozo Cathedral(ゴゾ大聖堂)」があるのを知っていますか?

「Gozo Cathedral(ゴゾ大聖堂)」については、こちらをご覧ください。

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の廊下
ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の天井

空に天使が浮かんでます。

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の絵

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿のドア

あちこちに絵画がかけられています。

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿、玉座の間
ヴァレッタ、騎士団長の宮殿、玉座の間

ここが「Throne Room(玉座の間)」!壁面上部のフレスコ画は、12分割され騎士団の戦いについて描かれています。

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿、大使の間

「The Ambassador’s Room(大使の間)」。高官や公の訪問者のために今でも使用されます。

ヴァレッタ、騎士団長の宮殿の食堂

ここは「Dining room(食堂)」。私が行った時はダイニングテーブルが取っ払われて椅子が並べられていました。

もう一つ部屋がありましたが残念ながら撮影禁止。

有名なタペストリーが飾られた部屋。

タペストリーはフランスの「Gobelins Royal Factory(ゴブラン王立工場)」で作成され、1710年にラモン・ペレロスによって騎士団に贈られたものです。

その目で実物をぜひ見てください。

「State rooms(騎士団長の宮殿)」の見学時間は20分ほどでした。そんなに広くない印象です。

Palace armoury(軍事博物館)

行き方

ヴァレッタ、ネプチューンの中庭

「Prince Alfred’s Court(アルフレッド王子の中庭)」から宮殿をくぐる感じで階段を降りていくと、上の写真の「Neptune’s Court(ネプチューンの中庭)」に出ます。

「Neptune’s Court(ネプチューンの中庭)」に入ってすぐ右に曲がり、突き当たりまで行くと「Palace armoury(軍事博物館)」です。(赤い矢印を参考にしてください。)

ちなみに「Neptune’s Court(ネプチューンの中庭)」にある銅像はもちろん「Neptune(ネプチューン)」ですよ!

営業時間と入場料

ヴァレッタ、軍事博物館のインフォメーション

音声ガイドを借りることができますが、日本語には対応してませんでした。英語はありますので、歴史に興味ある人はいかがですか?

営業時間と入場料はこちら!

月曜日〜日曜日:9:00〜17:00
受付は16:30で終了。

12/24、12/25、12/31、1/1 と グッドフライデー、イースターサンデーは休館日。

大人(18歳〜59歳) :6.00ユーロ 
ユース(12歳〜17歳):4.50ユーロ
シニア(60歳以上) :4.50ユーロ
小人(6歳〜11際)  :3.00ユーロ
幼児(5歳以下)   :無料

上記入場料は「State rooms(騎士団長の宮殿)」が休館で「Palace Armoury(軍事博物館)」のみの入場料です。

ここも「Heritage Malta Multi Pass(ヘリテージ・マルタ・マルチ・パス) 」をパスを見せるだけで入場できます。

展示スペース

ヴァレッタ、軍事博物館の鎧

中はご覧のように鎧だらけ。

ヴァレッタ、軍事博物館の兵士

マネキンさん大集合!昔はこのスタイルで戦ったんですね。

ヴァレッタ、軍事博物館のヘルメット

フルフェイスヘルメット。視界が悪そう(笑)

ヴァレッタ、軍事博物館のヘルメット強度

実はフルフェイスのヘルメットって、使われている鉄の量が少ないんです。なので、上の漫画絵のように鋭い銃弾は貫通!

ハット型は鉄の量が多く強固!銃弾も跳ね返しちゃう!

見た目はフルフェイスの方が強うそうなのに意外ですよね。

ヴァレッタ、軍事博物館の拳銃
ヴァレッタ、軍事博物館の鉄砲

銃ゾーン。かっちょいい!

ヴァレッタ、軍事博物館のクロスボウ

クロスボウ。年季が入ってます。

ヴァレッタ、軍事博物館の槍

槍です。

ヴァレッタ、軍事博物館のマルタ十字

赤地に白いクロスのマルタ十字。

ヴァレッタ、軍事博物館の件

持ち手の細工がお見事!

ヴァレッタ、軍事博物館の銃剣

銃剣!銃口が見えますか?剣と銃の合体!

1発だけ撃てるらしいのですが、実用的?(笑)

ヴァレッタ、軍事博物館の角笛

火薬瓶です。16世紀のもので、牛の角と金属によって構成されています。

牛の角部分には色々なデザインがされていて綺麗ですね。

ヴァレッタ、軍事博物館の大砲
ヴァレッタ、軍事博物館の大砲

ここは大砲ゾーン!

見学時間は40分ほどでしたが、音声ガイドの説明を一つ一つ聞くととんでもなく時間かかります(笑)。

まとめ

今回紹介した「State rooms(騎士団長の宮殿)」と「Palace armoury(軍事博物館)」は「Vallettta(ヴァレッタ)」に来た時は必見ですね。

展示品はもちろん素晴らしいですが、宮殿の作りそのものが素晴らしいです。

歴史について少し勉強しておくと違った目線で見ることができ、より一層感慨深いでしょう。

「Vallettta(ヴァレッタ)」には、この他にも見どころがたくさんあります!

特に「St John’s Co-Cathedral(聖ヨハネ大聖堂)」はオススメです。

と言うことで、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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m(_ _)m

ほな、またね!

※諸情報は訪問当時のものであり変更となる場合があります。事前にご自身でご確認ください。